症状

胃痛や胃もたれ、腹部膨満感、胸やけ、食欲不振などの不快な症状があるのに、内視鏡検査などをしても何も異常が見つからず原因が確認できない場合「機能性胃腸症」と診断されることが多くあります。
機能性胃腸症は新しい病気というわけではなく、日本人の4人に一人が経験していると言われるほどありふれた病気です。
ストレスが主な原因と言われており、ストレス社会の現代病といってもよいでしょう。
ストレスに加えて食べすぎや飲みすぎ、早食い、喫煙など、胃に負担をかける生活習慣が症状を強くし、不安感を取る抗不安薬や精神心理療法を併用することで効果があがることもあります。

治療法

機能性胃腸症の治療法は規則正しい生活を送るための生活指導から始まります。
その後食事療法として空腹の時間帯を作り胃腸を休めること、早食いやどか食いをしないこと、1日3食規則正しく食べること、脂っこいものや甘いものを控えること、コーヒーを飲み過ぎたり深酒をしないなどの指導を受けます。
機能性胃腸症は、その人の性格や生活スタイル、食事内容など、さまざまな要因が重なって症状を引きおこします。
薬物療法としては主に漢方薬を利用します。

生活上の注意点

症状を改善するため、胃にやさしい生活習慣を心がける必要があります。
過剰なストレスを避け、ストレスをためない工夫をしましょう。
休養したり、趣味や運動などで気分転換をはかることが大切です。
不規則な生活、食事は胃への負担が大きいだけでなく、自律神経のバランスを乱します。
朝、昼、晩と規則正しい食事をとりましょう。
そして食事はリラックスしてゆっくり食べましょう。
よくかむことで唾液がたくさん出て消化を助けてくれます。
薬を飲んでもよくならない場合は、他の重い病気が潜んでいるかもしれません。
自己判断をせず、消化器の専門医に相談しましょう。

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